・PS1
通常のプロンプト。いくつかの特殊文字が使える。
特殊文字
意味
\d 日付
\h ホスト名
\n 改行
\s シェルの名前
\t 時間
\u ユーザー名
\w ワークディレクトリ
\W ワークディレクトリのベース名
\# コマンド番号
\! ヒストリ番号
\$ 有効なUIDが0なら「#」、それ以外なら「$」
\nnn 8進数での文字コード
\\ バックスラッシュそのもの
\[ 非表示文字の開始
\] 非表示文字の終了
bashの関連ファイルには、次のようなものがあります。
* /etc/profile
* ~/.bash_profile
* ~/.bash_login
* ~/.profile
* ~/.bashrc
* ~/.bash_logout
ユーザーがログインすると、まず/etc/profileを読み込み、次に~/.bash_profileを読み込みます。 ~/.bash_profileが存在しない場合は、~/.bash_loginを読み込みます。~/.bash_loginもない場合は ~/.profileを読み込みます。~/.bash_logoutは、ログアウト時に読み込まれるファイルです。
.bashrcは、プロセスとしてbashを起動したときに読み込まれます。つまり、いったんログインした後でも、
$ bash
などとして新しくbashを起動するたびに読み込まれるというわけです。
どれも単なるテキストファイルですから、エディタで簡単に編集できます。しかし、編集しただけでは変更が反映されません。いったんログアウトしてもう1度ログインし直すか、sourceコマンドを使って、
$ source .bash_profile
や
$ source .bashrc
とする必要があります。
.bash_profileと.bashrcの使い分けですが、ログイン時に一度設定すればいいものは前者に、bashを起動するたびに設定する必要のあるものは後者にするのが原則です。もっとも、私の場合はどちらも同じなので、.bash_profileの内容は
source .bashrc