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Solaris10は、Solaris9以前のinetd.confは使われず、inetdの設定はinetadmを使用する。
また、inetd自体は"svc.startd"から起動されるようになった。svc.startdの設定はsvcadmを使用する。
# inetadm -?
オプションなしでは inetadm は inetd 管理のすべてのサービスを表示します。
オプション:
-? ヘルプを出力します。
-p デフォルトの inetd プロパティ値をすべて表示します。
-l inet サービスの inetd プロパティ値をすべて表示します。
-e inet サービスを有効にします。
-d inet サービスを無効にします。
-m inet サービスの inetd プロパティ値を変更します。
-M デフォルトの inetd プロパティ値を変更します。
# inetconv -?
使用法: inetconv [-fn] [-i <ソースファイル>] [-o <出力先ディレクトリ>]
inetconv -e [-n] [-i <ソースファイル>]
-? この使用法のメッセージを表示します
-e 入力ファイル内で有効になっている smf サービスを有効にします
-f 既存のマニフェストを強制的に上書きします
-n 変換されたマニフェストをインポートしないか、あるいは有効化されるサービスだけを表示します
-i <ソースファイル> 代替の入力ファイル
-o <出力先ディレクトリ> マニフェストを格納する代替の出力先ディレクトリ
# svcadm
使用法: svcadm [-v] [cmd [args ... ]]
svcadm enable [-rst] <サービス> ... - サービスを使用可能にしてオンラインにします
svcadm disable [-st] <サービス> ... - サービスを使用不可にしてオフラインにします
svcadm restart <サービス> ... - 指定されたサービスを再起動します
svcadm refresh <サービス> ... - サービスの設定を再度読み取ります
svcadm mark [-It] <状態> <サービス> ... - 保守状態を設定します
svcadm clear <サービス> ... - 保守状態を消去します
svcadm milestone [-d] <マイルストン> - 特定のサービスマイルストンに進みます
# svcs
svcs -v online全部
svcs -a 全部
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SMF関連ファイル
/var/svc/manifest/*/*.xml
SMFでサービスを管理する時に使用するXMLファイルでマニフェストと呼ばれます。
起動スクリプトや設定ファイルのパス、FMRI等の情報が書かれています
/lib/svc/method/*
SMFで管理されているサービスの起動スクリプトです。デフォルトでインストールされているApache2の起動スクリプトは /lib/svc/method/http-apache2 です。今回はこのファイルをソースからインストールしたApache2編集して使用します。
/etc/svc/*
SMFで使用するデータベースファイルです、テキストファイルではないのでエディタで直接編集することはできません、svccfgコマンド等でSMFを操作すると更新されます。