出来損ないのカメレオン
実は一時期、コンサルティング会社で働いていたことがありまして、事業の一つにヘッドハンティングがありました。ヘッドハンターはコンサルタントと呼ばれていました。実際のヘッドハンティングがどのように行われていたかと言いますと、まずヘッドハンターであるコンサルタントの人たち自身が過去にかなりのキャリアを持っている人たちだったんですね。元社長や支店長、人事部長さん、アメリカの大学でMBAなどを取得していたりすると、その当時の同級生などが会社で部長や社長としてあちこちに散らばっていたり、すでに横の繋がりをすごく持っていて、自分の知り合いも優秀ですし、その知り合いから紹介される人たちも優秀であったりと、しっかりとした筋からの口コミであることが多かったですね、ヘッドハンティングは。
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