出来損ないのカメレオン
工作機械の営業をしていた頃の話です。現場の人に欲しがっていただきたいと、ちょくちょく現場の工場に顔を出し、休憩時間に一緒にお茶を飲んだりしていたんですよ。ある日、現場の方が、ちょっとやってみろよ、という話になりまして、ネクタイしたままの営業スタイルでちょっとばかり作業を手伝ったら、ありますよね、ネクタイがドリルに巻き込まれました。自分で止められるものだったので、すぐに止められたのですが、冷や汗といいますか、ほんと、びっくりしました。何年も過ぎ、クールビズのおかげでネクタイをしない日も多くなりましたが、ここ一番の時にはやっぱりネクタイをしないと気持ちが引き締まりません。時々ネクタイをしておかないと、肝心な時にネクタイの結び方を忘れてしまっているといけませんからね。
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